DX戦略

Digital Transformation Strategy

“ 技術進化と人材育成を通じた未来のビジネス成長 ”

株式会社ゼネックコミュニケーションは、DX (デジタルトランスフォーメーション) を積極的に推進し、技術革新を活用して企業の競争力を高めることを使命としています。
IoT（モノのインターネット）を活用した最先端のデータ可視化技術に注力し、製造業を中心に基幹システムの開発からインフラ構築支援まで幅広く手がけています。

DX認定

当社は、DX認定企業です。
DX認定制度は、企業がデジタル技術を活用して社会の変化に対応し、DXを進める準備が整ったことを経済産業大臣が認定する仕組みです。
この認定は、企業が「デジタルガバナンス・コード」に従い、ステークホルダーと連携しながらDXを推進していることを示します。

基本方針

株式会社ゼネックコミュニケーションは、急速に変化する経済環境や技術革新に迅速かつ柔軟に対応し、お客様のビジネス競争力の強化に全力を尽くしています。
創業以来、主に製造業のお客様を対象に基幹システムの開発およびインフラ構築支援を行ってきた実績を基に、最新技術であるIoTを活用したデータの可視化に注力しています。

具体的には、「IoTプラットフォーム開発」を通じてビジネスの転換を実現し、データ処理システムの構築を進めています。急激に変化する経済情勢や技術革新の中で、私たちは常に状況に適応し、DX (デジタルトランスフォーメーション) を通じて、お客様のビジネス競争力を向上させることを使命としています。

お客様のニーズに迅速に応じ、変化に対応することで、持続的な価値提供を実現し、お客様のビジネスの成長を全力でサポートしてまいります。

 

 

 

株式会社ゼネックコミュニケーション
代表取締役社長  美馬芳彦

構想

私たちは、お客様が抱える課題や変化するニーズに素早く対応し、IoTやDXに関わる最先端技術を駆使して最適な解決策を提供するため、社員一人ひとりが成長し、変革を促進できるようリスキリングに力を入れ、全社員が変化に柔軟に対応できる組織文化を醸成しています。

ビジネスモデル

私たちは、自社開発 IoTプラットフォーム「IoT Station」によって、お客様のDXプロジェクトを支援いたします。

IoT Station は、IoTセンサーから得られる位置情報、音、振動、温湿度、照度、水位、時刻などのさまざまなデータを、リアルタイムで視覚化する革新的なプラットフォームです。
これにより、お客様はデータに基づいた迅速かつ確かな意思決定が可能となり、業務プロセスの最適化や効率化を実現します。
IoT Station は、お客様が直面する課題を解決するために設計され、単なるIoT化を超えて、ビジネス競争力を向上させるDXの実現に貢献します。
さらに、私たちはDX人材のリスキリングや育成を積極的に行い、複数の大学との産学連携を通じて、最先端の技術を駆使した支援を行っています。
IoT Station の特長は、豊富なデザインテンプレートを活用することで、開発費用を抑えつつ、短期間での導入が可能なことです。また、センサー従量課金制を採用し、最小限の投資でスタートできるため、柔軟で効率的にスケーリングが可能です。
これにより、お客様は迅速でコストパフォーマンスの高いIoTプラットフォームを導入し、確実にビジネスの成長を加速させることができます。

DX戦略

当社は、DX技術者やDXコンサル人材の育成に焦点を置き、従業員が最新のデジタル技術を活用できるような環境を整備します。
具体的には、DXリテラシーやDX標準スキルの向上を促進するために、クラウド技術の習得、プログラミング言語、データ解析能力の向上などを含むトレーニングプログラムを実施します。これにより、社内のDXプロジェクトが推進され、社内プロセスの効率化やイノベーションの促進が実現されます。
また、この取り組みが顧客のビジネス競争力向上にも直接貢献し、最終的に顧客向けのDX活動を通じて市場競争力を向上させることが期待されます。 さらに、AWSの最新機能やIoT Station の進化により、顧客により柔軟で効率的なサービスを提供し、市場でのリーダーシップを確立します。

DX推進組織

DX推進組織図

人材育成

IoT・DXの推進と共に、当社はその先駆けとしてのブランドを確立すべく、積極的にDX人材を育成しています。
DX人材の育成に注力し、専門の教育チームを編成して社員のリスキリングをサポートしています。
社員が最新のスキルと知識を身につけ、主体的にDXに貢献できるよう、半期ごとに「クラウドプロフェッショナル」や「DX検定」などの資格取得を目標として掲げ、社内教育やe-Learningを活用して目標達成に向けて積極的に取り組んでいます。
この取り組みにより、組織全体が最新技術や業界のベストプラクティスに精通し、お客様のDXプロジェクトを成功に導く強力な人材を育成しています。
当社は、情報セキュリティに対しても万全の対策を講じており、クラウドサービス事業者として求められるサイバーセキュリティ対策を実行しています。
各種認証を取得し、情報セキュリティ推進委員会を中心に社内での安全管理を徹底しています。

環境整備

当社のDX戦略を支える環境整備では、以下の取り組みを行っています。

  1. プロジェクト管理と戦略立案
    ISO9001規格に基づくプロジェクト計画書を作成し、効果的なプロジェクト管理手法を適用。

  2. 技術選定と標準化
    ISO27001 / ISO27017規格に基づき、技術選定を行い、システム統合性を確保。

  3. アーキテクチャ設計
    柔軟性、拡張性、セキュリティを考慮したアーキテクチャ設計を行い、将来的な成長に対応。

  4. 運用と保守
    顧客との保守契約に対応し、システムの安定性とパフォーマンスを維持。

  5. 投資計画
    社員のリスキリングや開発リソースへの投資計画を策定。

  6. データ活用の最適化
    データドリブン・アプローチを採用し、データの収集・分析を効率化。

  7. 組織文化の変革
    柔軟性や協調性を重視したチーム文化を育成し、社員の挑戦を支援。

達成状況

当社は、資格取得だけでなく、その活用を重視しています。
IoT Station の進化においては、特に以下の３つの指標に注力しています。

  1.  AWS最新機能の組み込み
    IoT Station に AWSの新機能を迅速に組み込み、最新かつ効果的なテクノロジーを提供。

  2. 機能拡張への対応速度
    新機能のリリースに対するIoT Station の対応速度を迅速にし、お客様に最先端の機能を提供。

  3. 開発の継続性
    IoT Station の開発が持続的に行われ、常に改善と進化を実現。

課題の把握と改善

当社は、DXの進捗を正確に把握するために「DX推進指標自己診断フォーマット」を活用し、年次で自己診断を実施。課題を明確化し、迅速な改善を行っています。
このプロセスにより、変化のスピードが速まる中でも持続的に効果的なDX戦略を実施しています。

以上